「E2239 ターゲット ジョブ パッケージを準備できません。」でARCserveBackupが失敗したときの対応
ARCserve Backup のバックアップが失敗していた時に対応した手順です。
たまに確認するバックアップ時のアクティビティログに「E2239 ターゲット ジョブ パッケージを準備できません。」のエラーが。。
そこで最初に行った手順が ARCserve 関連サービスの再起動と SQL Server (ARCserve_DB) サービスの再起動です。
①以下フォルダの cstop.bat を実行して、ARCserve 関連サービスを停止します。
cstop.batの格納先
32bit OS環境: C:\Program Files\CA\ARCserve Backup\cstop.bat
64bit OS環境: C:\Program Files (x86)\CA\ARCserve Backup\cstop.bat
②[サービス]から SQL Server (ARCserve_DB) サービスを再起動します。
③以下フォルダの cstart.bat を実行して、ARCserve 関連サービスを開始します。
cstart.batの格納先
32bit OS環境: C:\Program Files\CA\ARCserve Backup\cstart.bat
64bit OS環境: C:\Program Files (x86)\CA\ARCserve Backup\cstart.bat
運が良ければこれでエラーはなくなるはず。
ですが、残念ながらこれでは復旧しませんでした。
こうなるとジョブキューフォルダが読み込みできなような感じなので、ジョブキューの再作成とジョブの再作成が必要となりますね。
■ジョブキューの再作成
①cstop.bat を実行して、ARCserve 関連サービスを停止します。
②ARCserve インストールフォルダ配下にある「00000001.qsd」ファイルをリネームします。
③cstart.bat を実行して、ARCserve 関連サービスを開始します。
サービス開始すると新しく「00000001.qsd」ファイルが作成されます。
■データベース廃棄ジョブの再作成
ジョブキューの初期化を行うとデータベース廃棄ジョブが削除されるので再作成が必要となります。
①マネージャから[クイックスタート]ー[サーバ管理]を起動します。
②上段[サーバ管理]ー[環境設定]を開きます。
③[データベース エンジン]タブの[廃棄ジョブのサブミット]にチェックを入れ[OK]をクリックします。
あとはジョブを再作成するだけです。
ここまでくればエラーはなくなるはずです。
みなさまのエラーもなくなりますように。
↓よろしければクリックをお願いします!