ニートSEの再就職と備忘録

図らずもニートになってしまった元社内SEがブログを初めてみました。。。

リモートデスクトップ接続が出来なくなった

Windows11も発表になったので、業務用のWindows10をシステム稼働以来初めてアップデートしました。

 

するとアップデートした端末からWindowsサーバへリモートデスクトップ接続が出来なくなりました。

リモート接続するとメッセージが。。

f:id:neet_se_tech:20210911112921p:plain

 

どうやらアップデートしたクライアントPCのセキュリティ強化により、サーバに接続できなくなってしまった模様。。

サーバ側も同様にアップデートすれば問題ないようですが、なかなかね。。

 

ということでセキュリティレベルを下げる回避策で対応です。

当然回避策なので、セキュリティは脆弱になりますが。。

 

対応としては、ActiveDirectory環境であればポリシーへ追加、そうでなければレジストリ追加がよいかと。

 

■ポリシーで対応する方法

 ①グループポリシーエディターを起動し、以下を選択します。

  [コンピュータの構成]

   ー[管理用テンプレート]

     ー[システム]

       ー[資格情報の委任]

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 ②[暗号化オラクルの修復]を選択して[有効]ー[脆弱]にして完了です。

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レジストリで対応する方法

 内容としてはポリシーで設定した内容をレジストリで設定するものです。

 以下をコマンドかバッチファイルにして実行してください。

 REG ADD HKLM\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System\CredSSP\Parameters /v AllowEncryptionOracle /t REG_DWORD /d 2

 

これで無事にリモートデスクトップ接続が出来るようになります!

本当はこんな回避策ではなく、サーバ側もアップデートするのがいいのですがね。

 

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